建築水彩画の販売

建築水彩画の販売

私達の時代、CGがまだない時代のデザイナーにとって、建築パースやプロダクトデザインの
ドローイングは必須のスキルであり、技量を測る基準でもありました。
卓越した建築パース、例えばフランクロイドライトの作品などは今や著名な絵画作品に肩を並べるアートピースにもなっています。
私自身、業務の中で数々の建築パースやデザインドローイングを手がけてきましたが、
2021年より新たなライフワークとして建築水彩画の制作を始めました。
建築水彩画は建築パースの精緻感と風景画の柔らかさを合わせ持ち、和から洋、クラシックからモダンまで
多様なインテリアに調和する懐の深さとポスター的な軽快感が魅力です。
作品はすべて国内外で撮影した写真を元に自身のアトリエにて作画したオリジナルとなっています。
ホームページで少しづつご紹介させていただくとともに、販売も可能です。
希望の作品、質問等ございましたら作品番号を添えて右上のボタンよりメールにてお問い合わせください。

過去作品

2020-2021
作品No.01 - No.22

N E W

CALIFORNIA BURN Ⅰ

No.23
画題:CALIFORNIA BURN Ⅰ
サイズ:595W×338H A2変形

¥100,000(税込)

初期の作品「納屋」の復刻版である。
画面中央の廃屋の納屋は周辺の雄大な景観の中に静かにたたずみ、
カリフォルニアの底抜けに明るい空が広がっている。
大きな法面のうねりが谷を形成し谷間には大きな森が広がっている。
見事なランドスケープに思わず
車を止めてシャターを切ったその1枚を水彩で仕上げた。

CALIFORNIA BURN Ⅱ

No.24
画題:CALIFORNIA BURN Ⅱ
サイズ:595W×338H A2変形

¥100,000(税込)

初期の作品「日陰」の復刻版である。
やや霧が立ち込めてきたのか山の稜線がぼんやりしてきた。
飽きることなく眺める景観に
森や木立の色彩が徐々に深みを増してきたようだ。
初期の作品に引き続き光を大事にした作品である。

SONOMA COUNTY SALT POINT

No.25
画題:SONOMA COUNTY SALT POINT
サイズ:593W×415H A2

SOLD OUT

カリフォルニア・バーンの独特な屋根のシェーブである。
巨大なブラックオークの樹木が前面に立ちはだかり、
この辺が有名なダイビングスポットに近い事を示すかのようなランドマークの古木である。
時折山側から吹き降ろす風と濃い霧が派生し、
まるで白い幻想のような景観に一瞬息をのむのである。

FISHERMAN WHARF Ⅱ

No.26
画題:FISHERMAN WHARF Ⅱ
サイズ:590W×390W A2変形

SOLD OUT

初期の作品「漁港」の復刻版である。
ニューイングランド風の漁師の建物は観光客が楽しむ商業施設である。
手前の「舟たまり」はベイエリアや近海で漁を営む漁師たちの仕事場である。
非日常的なエリアと日常的なエリアが対比する独特な景観を日没前の光が
覆い始めている。水温の低い海水面を微風が刷毛を曳くように水紋を描いている。

シエナの坂道 Ⅰ

No.27
画題:シエナの坂道 Ⅰ
サイズ:295W×420H A3

¥85,000(税込)

中世の山岳都市シエナには坂道が多い。
それらの坂道は「街路」であったり、信仰の礼拝道であったりする。
シエナの都市設計者は巧みにその地形をいかして物語を作っている。
この物語、坂道ⅠとⅡは共に連続するシークエンスである。
坂道の中間からは見上げる寺院への大階段と、
見下げる日常の広場への大階段が対になって空間を構成している。
従って絵を買い上げてくださる方はこの2点を同時に買い上げていただきたい。

シエナの坂道 Ⅱ

No.28
画題:シエナの坂道 Ⅱ
サイズ:295W×420H A3

¥85,000(税込)

坂道Ⅰと連続する下りの大階段は古びた建物の谷間を下るかのような雰囲気で
下には広場が展開し日常的な笑い声や騒音が絶え間ないイタリアの街角の様です。

柱廊 FIRENZE

No.29
画題:柱廊 FIRENZE
サイズ:423W×295H A3

¥85,000(税込)

中世の典型的な柱廊であり、画面の左側には広場が
展開し側廊のように広場を取り囲んでいるエンクロージャーな空間である。
天井は交差ボルトの独特な形状で床面の反射を見事にとらえながら連続している。

市場 FIRENZE

No.30
画題:市場 FIRENZE
サイズ:513W×360H B3

¥150,000(税込)

中世の古い街並みが並ぶ一角に忽然として公共の広場が現れる。
広場というよりスケルトンの建築物が提供する集会場的な領域である。
永い歴史を感じる建物は黒く変色していたが
出来る限りライムストーンの柔らかさを大事にいわば洗い流した石肌を強調した。
集会場は仮設的な市場として盛り上がり多くの人達でにぎわっていた。
深い歴史の街、フィレンツェらしい光景である。

バロセロナの昼下がり

No.31
画題:バロセロナの昼下がり
サイズ:513W×360H B3

¥150,000(税込)

歴史建造物と見間違えるような古い建物の全面が、いつのまにか街路と
広場に区分され、結界の石柱がそれとなく街路を形成している。
手前の広場には大きな日影が作られ、人々が休息している。
道行く人たちが楽し気に散策している。
何気ない風景であるが何とピースフルな感じであるか、
バロセロナらしい強烈な陽光が永遠とこの街を存続させている。